海外広布
アルゼンチン布教所創立十周年記念法要並びに南米スペイン語圏地涌倍増大結集推進決起大会
(『大白法』H20.5.16)

 4月27日、アルゼンチン共和国ブエノスアイレス市にある、アルゼンチン布教所において、同布教所創立十周年記念法要並びに南米スペイン語圏地涌倍増大結集推進決起大会が奉修された。
 これには、ブラジルより引き続いて海外部主任・井尻執道御尊師をはじめ、南米常駐の御僧侶方が出席された。また、地元アルゼンチンをはじめ、隣国のチリ、ウルグアイ、ペルー、ブラジルから目標を大きく上回る約250名の信徒が参詣した。
 法要は午後3時半より、布教所責任者・中山良究御尊師の導師によって、献膳・読経・唱題と如法に奉修され、同時に、御授戒・御本尊下付も行われた。
 式の部では、初めにアドリアン・ノビリ氏による経過報告があった。続いて、漆畑行雄海外部長の祝辞が代読された後、井尻海外部主任より祝辞が述べられた。
 引き続き執り行われた決起大会では、ウルグアイ信徒のエドワルド・ヒル氏、アルゼンチン信徒グスタボ・ブランコ氏の体験発表があった。エドワルド氏は総本山大石寺への登山によって、帰国後に信心・生活の両面で大きな功徳を得た体験を発表した。
 またグスタボ氏も登山の折、大御本尊様に持病の平癒を御祈念し、帰国後に行った手術が成功した喜びの体験を通して、参詣者に功徳を確信し、明年の総登山に参加しようと呼びかけた。会場につめかけた信徒一同は、皆我が事のように喜ぶと共に、総登山への決意を新たにした。
 さらに、明年の平成21年の『立正安国論』正義顕揚750年の地涌倍増達成と記念総登山に向かって、御法主日如上人猊下の御指南を根本に、南米スペイン語圏僧俗が異体同心の信心のもと、全身全霊をかけて唱題行、そして折伏行に精進していくことを誓った共同決意文が参詣信徒全員で斉唱された。
 その後、中山布教所責任者より丁重な謝辞と来年へ向けての力強い決意が述べられ、引き続き、本堂において記念撮影が執り行われた。
 小憩を挟んで第2部に移り、アルゼンチン信徒による楽器演奏や歌、ダンス等の活気あふれるパフォーマンスが繰り広げられ、決起大会に花を添えた後、大会実行委員を代表してミゲル・プラット氏より謝辞と閉式の辞があり、午後7時、一切の行事が大成功裡に終了した。

 なお、これらの法要に先立つ4月19日には、ブラジル・サンパウロ市の正法寺において、海外部指導会が執り行われ、約170名の信徒が参加し、明年に向けて誓いを新たにした。


▲アルゼンチン布教所本堂においての記念撮影