ムンバイにインド事務所が開所

―並びに300名以上が御授戒―
―漆畑海外部長が出席・指導―

(『大白法』H24.11.16)

<インド事務所 開所法要>
 11月4日、インド事務所の開所法要が奉修され、待望久しい正法広布の拠点の開設に、現地信徒は大きな喜びに包まれた。
 これには、海外部長・漆畑行雄御尊師をはじめ、海外部主任・芝頂恩御尊師、宗務院書記・木村正嘉御尊師、同・戸沢良昭御尊師が御出席された。またアジアからは台湾・シンガポールより代表信徒約20名が出席した。
 法要は、4日午前11時から、漆畑海外部長の導師のもとに執り行われ、御本尊御開扉・献膳・読経・唱題と如法に進められた。
 続いて式の部に移り、初めに、ムンバイにおける近年の爆発的な布教拡大とこのたびの事務所開設に当たり、中心となって尽力した勝目美春氏が挨拶を述べた。
 次いで、祝辞に立たれた漆畑海外部長は、1人ひとりが日蓮大聖人の尊い使いとして、大御本尊への確信を持って、どのような難にも臆することなく進んでいただきたい。そのためには、御題目を唱え、自らの境界を高め、その上で、今後はまずムンバイを中心とする地域広布のため、さらには広くインド広布のために精進するようにと、大きな期待を寄せられた。
 正午過ぎ、題目三唱をもって開所法要はとどこおりなく終了した。

<御授戒>
 休憩の後、午後1時から6時まで、計6回の御授戒が連続的に執り行われ、この日だけで約3百名が御授戒を受けた。
 なお、このたび開設された新事務所は、ムンバイ中心地より北部に位置し、交通至便な所にある。

<ニューデリーでも信徒拠点入仏式>
 翌5日、漆畑海外部長は首都ニューデリーに移動され、拠点となっているスマン・ガルグ女史宅において御本尊入仏式を執り行われた。

 インドでは近年、ムンバイ地域で3人の法華講員が立ち上がったことから、折伏が飛躍的に進み、平成22年は約千2百名が御授戒を受けた。
 この熱い信心と五十展転の功徳が、近隣のマルカプールヘと波及し、さらに時同じくして、ニューデリーにおいてもグループ活動が活発となり、広布の躍動が感じられた。
 このたびの両布教拠点の開設は、仏法西漸の実相を示す慶事である。


▲漆畑海外部長の導師のもとインド事務所の開所法要が奉修された


▲引き続き御授戒か6回にわたり行われた