韓国・釜山で決起大会

―明年、4,250名の総登山へ―
(『大白法』H20.10.16)

 10月3日午前11時から、大韓民国における釜山地域の地涌倍増決起大会が、釜山市内の信徒会館において盛大に開催された。
 韓国では、明年「立正安国論正義顕揚750年記念50万総登山」における海外信徒総登山において4,250名の参加を目標に掲げており、このたびの決起大会は、韓国における地涌倍増と大結集の目標達成をめざして僧俗が一丸となって大前進するべく、本年行われる釜山地域とソウル地域の2ヵ所の決起大会のうち、1ヵ所目として開催されたものである。
 これには海外部長・漆畑行雄御尊師、海外部主任・笠原建道御尊師が出席された。また釜山とその周辺各地より目標の2,000名を上回る2,170名余が結集した。
 大会は、初めにソウル布教所責任者・゙雄理御尊師の導師による読経・唱題の後、信徒代表・趙氏より挨拶があった。その後、笠原海外部主任より挨拶が述べられ、続く体験発表では具さんが唱題と折伏によって困難を乗り越え、円満な家庭を築いた体験を発表した。
 次いで壮年・婦人・青年・少年の各部からの代表6名が登壇し、韓国広布と明年の地涌倍増と大結集へ向けて、一人ひとりがさらなる信行に励み、主体者として一層の折伏に取り組むとの決意を披瀝すると、満堂の出席者より大きな拍手で賛同の意が表明された。
 続いて漆畑海外部長が登壇され、「異体同心して地涌倍増と正法広布を誓い合ったこの決起大会を、大韓民国広布の歴史に深く刻みつけ、数力月後に迫った『立正安国論』正義顕揚750年における地涌倍増大結集の総登山を必ず成功させてほしい(趣意)」と指導をされた。
 最後に゙布教所責任者より、丁重な謝辞と明年に向けての力強い決意が披瀝された。
 続く第2部では、婦人部60名が、自作の曲と「地涌讃徳」の2曲を合唱し、青年部20名がダンスと人文字を披露した。次いで同じく青年部が、民族音楽の演奏を行った。いずれも明年に向けての決起と躍進が表現されたもので、歓喜の中で大会は幕を閉じた。
 韓国では平成17年のソウル布教所開設以来、今大会が国内において初めて、広範囲な地域を挙げての行事となった。この大会当日まで地元釜山地域の信徒一同は、異体同心で唱題と折伏に励み、迎えたものである。






▲青年部によるカードセクション

※画像は『大日蓮』H20.11