念願の"大勢集まれる家"へ転居

―国の明るい未来作りに挑む日々―
(『大白法』H25.11.16)

今回は、ポルトガル在住でスペイン妙昌寺に所属する、アディナルバ・ペイショトさんにお話を聞いた。
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初めに、自己紹介をお願いします。
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〈アディナルバ〉1992(平成4)年6月26日に、フラジルで御授戒を受けました。ポルトガルに来て8年になります。家族は皆ブラジルにいて、独り暮らしです。現在、治療目的のエステティック事業所で美容師をしています。

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日蓮正宗の信仰に出会った経緯をお話ください。
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〈アディナルバ〉もともと我が家は教会に行っていませんでした。私は18歳の頃、宗教を求めていろいろな場所に行きましたが、どれも好きになれませんでした。そんな時、通っていた空手の道場の先生が仏教の会合に招いてくれました。私は空手を12年間習っていて、ミナスジェライス州のチャンピオン、そして国のチャンピオンになったこともあります。その先生に折伏され、私と姉が信心を始めました。
 先生はその時、50人を一度にお寺に連れて行き、私と姉は他の48人と一緒に、ブラジル・サンパウロの寺院で御授戒を受けました。その後、私が母を折伏しました。
 当初は御僧侶の御指導に従って皆を指導していた先生が、御僧侶の御指導を受けたがらなくなり、さらに日蓮大聖人様の教義と違うことを言い始めました。私は、彼が御僧侶の御指導に従わなくなったことを知り、道場を止めました。
 それまでは、私は仏法のことをあまりよく判りませんでしたが、正しい信心を求める元学会員の人たちと知り合い、大聖人様の教えを学ぶためのグループを作りました。そして、サンパウロにおられる御僧侶の御指導を求め連絡したところ、御僧侶はただちにベロオリゾンテ市の信心の拠点となっていた私たちの家まで来てくださいました。本当に有り難いことでした。
 それから他の信徒にも声をかけ、御僧侶の御指導をいただくためにサンパウロの寺院に参詣しました。そして仏法の会合を私たちの拠点で開く許可をいただき、そのために新しい家を借りました。現在でもその拠点には多くの人が集まっています。

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ここからマドリードの妙昌寺まで、どのように参詣されていますか。
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〈アディナルバ〉長距離バスを使います。8時間から10時間かかりますが、飛行機は料金が高いので。バスに乗っている間は、一刻も早くお寺の御本尊様にお会いしたいと願っています。長距離ですから楽ではありませんが、到着して御本尊様を拝すると、疲れは消えてしまいます。ずっと御本尊様の前に居続けたいと思い、家に帰りたくなくなります。仕事の関係上、深夜にポルトガルを出発して早朝にはマドリードに到着します。
 ブラジルにいた頃も同じでした。私の出身地ミナスジェライス州からアングラ・ドス・ヘイス布教所までは、やはり8時間から10時間かかりました。

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ポルトガルでの活動内容をお話いただけますか。
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〈アディナルバ〉私には時間があまりありませんが、常に私の患者さんやお客さんに仏法の話をします。今、彼女ちは仏法について非常に関心を持っています。
 同僚や患者さんは、私の態度や振る舞いを見て、「あなたはブラジル人じゃないみたい。なぜ」と頻繁に質問してきます。その時に、この日蓮大聖人様の仏法のすばらしさを語ります。
 でも、ポルトガルに来たばかりの頃は、仏法の話をするのがたいへん難しかったです。ブラジルでは、宗教の話をすると、みんな知りたがりましたが、ポルトガル人は違いました。ポルトガルでは、自分たちはカトリック教徒だと言いながらも、多くの人は宗教自体に抵抗があるようで、実は何の宗教も信じていません。宗教に対して開放的ではないのです。
 しかしながら、今の若者や子供たちは宗教について非常に興味を持ち、信仰することを望んでいる姿が見受けられます。若者は国の未来ですから、これはたいへん嬉しいことです。ですから、私はポルトガルの将来は明るいと考えています。
 私はここ数年で、友人のテレサさん1人しか折伏が実っていませんが、その間ずっと、会合を開く準備をしてきました。たくさんの人々を会合に招きたくて、今年7月に、今までより大きな家に転居しました。そして9月に、新しい家で念願の最初の会合を開くことができました。
 会合には、テレサさんと、仕事関係で知り合って招待した新来者3名が来られ、一緒に御題目を唱え、大聖人様のすばらしい仏法について語ることができました。新来者の方は大聖人様の仏法に非常に興味を持っていましたので、今後も折伏を続け、必ず入信に導きたいです。
 11月の会合にも何人かの友人が出席する予定になっています。

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最後に今後の目標についてお話ください。
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〈アディナルバ〉私の目標は、ポルトガルで広布の人材を育て、強固な法華講を作ることです。そして、いつか出張所や寺院を建立し、御僧侶に常駐していただきたいと願っています。
 また、ブラジルに戻り、私の故郷の町にブラジルで3番目の寺院が建立されるためのお手伝いもしたいと思っているんです。
 そのためには、私自身がさらに信心に励み、ポルトガルでもっと多くの人を折伏する必要があります。ポルトガルに寺院あるいは出張所を建立することは、この国にとって、そしてこの国の若者にとってたいへん重要だと思います。私は、多くのポルトガル人が御本尊様に出会えることを願って日々唱題を重ねています。周りの人々は話を聞こうという気持ちになってきていますので、今こそ折伏をする時なんです。
 ブラジルでは200人、250人が集まって会合を開いていました。子供たちの活動もありました。ポルトガルでも広宣流布のためにそのような活動ができることをめざして、自分一人からでもと思って広布の闘いを始めています。やらなければならないことはたくさんありますが、ポルトガルの明るい未来と人々の幸せを願い、さらにがんばります。