創価学会破折
ついに学会員への折伏を阻む法難が出来!
(『慧妙』H20.4.1)

 去る3月19日午前7時40分すぎ、東京都杉並区に住む法華講員・伊藤奈津美さん(40歳)宅に突然、警視庁野方署の刑事達が来訪、伊藤さんを逮捕してしまった。(中略)
 伊藤さんから事情を聞いた弁護士によると、昨年10月29日、伊藤奈津美さんと、講中の先輩である生田和子さん(45歳)とで、都内中野区に住む学会員I婦人(78歳)の家へ折伏に行った。
 I婦人には事前に伊藤さんが電話をかけ、すでにI婦人が学会活動にも出ていない事を聞いた上で、I婦人に住所を尋ね、家を訪問した。
 I婦人は2人を快(こころよ)く家に上げてくれ、折伏となった。
 そして「創価学会はすでに日蓮正宗から破門されていること、学会にいたら不幸になってしまうこと、1日も早く脱会して日蓮正宗に戻るべきこと」等を話したところ、I婦人はすんなりと納得して脱会することとなり、勧戒願いの用紙に署名・捺印をした。
 次に、仏壇に掛けてあるのが学会製ニセ本尊であることが判ったため、謗法払いすべきことをI婦人に説明、納得したI婦人は、ニセ本尊を仏壇から外し、家の中からハサミを持ってきて、ニセ本尊を切断した。
 その際、生田さん達は、講中において謗法払いは、本人の謗法への執着心を断ち切る、という意味があるので、必ず本人の手で行なうこと。代行してはいけない≠ニ指導されている事を守って、きちんと本人自身の手でニセ本尊を切断してもらった(※現在では、学会製ニセ本尊は返送してしまうことになっている)。
 その後、念のため、I婦人本人がニセ本尊を破却した≠ニいう確認書にサインをもらい、I婦人からはお茶を勧(すす)められる等の和(なご)やかな雰囲気の中で、伊藤さんが「何かあったら、いつでも連絡してくださいね」と言って、自らの住所・氏名・電話番号・連絡先をメモに書き、持参してきた学会破折の資料と共に渡して帰った。
 ところが、その後、事態に気付いたI婦人の周囲の学会男子部から、伊藤さん宛に脅迫(きょうはく)する電話が相次ぎ、I婦人との間は遮断(しゃだん)され、I婦人は学会の中に囲い込まれてしまった。
 以上が5ヶ月前の経過であるが、それが今回、次のような全く異なる話にデッチ上げられていたのである。
 伊藤・生田の2人は宅配便の業者であると偽(いつわ)って強引にI婦人宅に侵入し、おびえているI婦人の手を押さえ付け、無理やりにペンを握(にぎ)らせて、書類に署名・押捺させた。さらに、勝手に仏壇から本尊を外してハサミで切断した
と。そして2人にかけられた嫌疑は、「住居不法侵入」「強要」「器物損壊(そんかい)」だというのである。(中略)
 この異常な事態の中で、今度は翌25日の午後、フジテレビが生田さん・伊藤さんの実名を上げ、あたかも嫌疑事実があったかのごとき断定的見出しをつけて報道に及んだのである。
 これに対し、2人の所属する理境坊妙観講がフジテレビに厳重抗議、名誉毀損(めいよきそん)報道として法的措置(そち)も視野に入れる旨(むね)注意をしたところ、報道は止まった(インターネット上のFNNニュースからも直ちに削除された)。
 それにしても、警察発表もされていないのに、フジテレビは何に基づいて、否、いかなる力の働きかけによって、十分な裏付け取材もないまま実名報道に踏み切ったのか。我々日蓮正宗僧俗が折伏せんとする相手の強大さを、まざまざと見せつけられた感がある。
 しかし、時間の経過と共に、報道関係者の中からも「この事件はおかしい」「これは明らかに不当逮捕だ」等々の声が出ている。やはり、
 「道理と申すは主に勝つ物なり」(御書279頁)
との御金言どおり、権力による非道など長続きはしないのだ。


▲"事件"を報道するフジテレビ(<謀反のハゲを取り締まる・ポドチョン長官>WS080411)=警察の公式発表がないのに、十分な裏付け取材もせぬまま、フジテレビは女性講員の実名を挙げて"犯人"扱いするニュースを流した!そういえばフジテレビでは以前にも不可解な偏向報道が…!?(『慧妙』H20.4.1)