顕正会代表役員 城衛君の見当違いの誹謗を糺(ただ)すと共に臆病な父に代わり法論への登場を期待す

(日蓮正宗法華講大講頭 理境坊所属妙観講々頭 大草一男『慧妙』R1.7.1b

 

 『顕正新聞』(R1.6.15)によると、小生との法論を逃け続けている浅井昭衛に代わり、次男の城衛(※長男の克衛は浅井昭衛の跡継ぎと目されていたが、30年前、妙観講の折伏の教線とぶつかった際、口汚なく日達上人の御遷化〔せんげ〕を誹謗〔ひぼう〕したあげく、頭破七分して公〔おおやけ〕の場から姿を消してしまった。そのため、次男の城衛が跡継ぎに繰り上がって、宗教法人顕正会の代表役員兼総男子部長に就〔つ〕いている)が、「謀略集団『妙観講』の正体」などの見出しのもと、小生及び妙観講に対する低俗な悪口を並べている。

 これは去る5月19日、小生が講頭を務める妙観講の有志が、全国70箇所の顕正会拠点を一斉折伏したことにつき、会員の動揺を鎮(しず)める狙(ねら)いで発表したものだが、城衛君は、妙観講による折伏は単なる「点数稼ぎのパフォーマンス」であり「物の数ならず」だと、胸を張っている。

 その言やよし。ならば城衛君自身が、妙観講など物の数ではないことを会員の目の前に証明してみせたらいかがか。

 小生は前々から、顕正会員が「浅井会長との法論の場に出てこい」と要求してきた時には、浅井昭衛が出てくるならけっこうだが、もし不都合なら代表役員の城衛が相手でもよい、と伝えているのだから(その意向は筏井某からも伝わっているであろう)、臆病な父・昭衛に代わって、妙観講の代表である小生を一対一の公開法論で一刀両断にしたらよろしい。

 さすれば、城衛君が次期会長に収まるであろうことについて「あれじゃあ、ねぇ」などと不安(不満?)を口にする婦人部なども納得するのではないか!?

 城衛君の勇気ある決断に期待すると共に、この際、城衛君の小生等に対する思い違いについても糺(ただ)しておこう。敵の実態を見誤ると、適切な攻撃もできぬだろうから。

 城衛云わく「(大草は)もともと学会崩れで、仲間を引き連れて学会を脱会し」云々。

 小生は学会を通じて入信はしたが、数ヶ月で池田本仏論に疑義を感じて学会を離れた。入信後、日が浅かったため、引き連れるような「仲間」など、1人もいなかったのが実際である。

 城衛云わく「(大草は早瀬総監が住職を務める法道院に潜り込み)細井日達(上人)に讒言(ざんげん)し、早瀬総監を辞任に追い込んでいる。大草グループはその内部告発の功によって、本山・理境坊の所属となり、細井日達(上人)の阿闍梨(あじゃり)号である『妙観』を講名にもらうほどの寵愛(ちょうあい)を受けた」と。

 城衛は夢でも見ているのではないか。早瀬総監(観妙院日慈上人)が辞任された、などという事実はない。また、小生等が当時あえて述べなかった、理境坊への移籍の本当の経緯(けいい)は、小生からの働きかけなどではなく日達上人御自らの思(おぼ)し召しであったことが、その一部始終を見ていた人達の手で明らかにされている。

 それに、「妙観講」の名は、昭和55年に67世日顕上人より御認可賜(たま)わったものであり、日達上人から戴いたものではない。少しは調べてから言うものである。

 城衛云わく「細井日達(上人)が急死すると、大草は掌(てのひら)を返したように学会と一体の阿部日顕(上人)に諂(へつら)い、今度は日顕(上人)直属の謀略集団として寄生虫のごとく宗門に深く食い入った」と。

 掌を返すも何も、もとより代々の御法主上人に御仕えすることが、小生等の本分である。そんな信心の基本もわからぬ慢心者だから、浅井昭衛一派(現在の顕正会)は異流義と化したのだ。

 また本宗信徒の講中は、必ず寺院に所属して指導教師御住職を手続(てつぎ)の師と仰ぐのであって、「日顕(上人)直属の謀略集団として」などというのは、日顕上人憎しから来る浅井昭衛の妄想に過ぎない。

 城衛云わく「宗門の下劣きわまる謀略新聞『慧妙』を、己の名を隠して編集し、ウソで塗り固めた記事を書いているのもこの大草と思われる」と。

 自分らの邪義を破折されると、すぐに「下劣きわまる謀略」だとか「ウソで塗り固めた記事」などと罵(ののし)るのが顕正会の体質だ。くだらぬ悪口は止めて堂々と法義で来い、と言っておく。

 また、『慧妙』は異流義破折に燃える多くの僧俗有志の手で作られている新聞である。それは筆致から誰にでもわかる筈だが、とにかく小生の仕業であることにして矮小(わいしょう)化を図り、会員を欺(あざむ)きたいのだろう。

 城衛云わく「大謗法者・山﨑正友と手を結び身延派工作」「なんと(山﨑は)『戒壇の大御本尊を攻撃せよ』と身延の坊主に嗾(けしか)けているのです。これほどの大謗法はない。阿部日顕(上人)も大草も、この事実を知らぬわげがなく」云々。

 この件は14年も前に日蓮正宗青年僧侶邪義破折班が『自称冨士大石寺顕正会会長浅井昭衛の"最後に申すべき事"を砕破す』において真相を明かし、浅井昭衛の邪推・妄想を破折されている。それも耳に入らず、今度は息子の城衛までが馬鹿の一つ覚えのように、すでに破折された邪難を繰り返すのだから、本当に溜息(ためいき)を禁じえない。

 こちらも同じ答えを繰り返すほどヒマではないので、よく『"最後に申すべき事"を砕破す』を読め、と言っておく。

 以上、城衛君には見当違いを改め、城衛君のいう「阿部日顕(上人)の残党」である小生等を、法義によって「責め抜いて」「消滅」させるべく、一対一の公開法論の場に出て来たまえ。

 その場合の条件も、「敗者は勝者の弟子になる」、ただこれ1つである。