元副委員長が公明党を批判

(<nikkansports.com>H26.7.3)

 公明党副委員長を務めた二見伸明元運輸相が共産党の機関紙「しんぶん赤旗」のインタビューに応じ、集団的自衛権の行使を容認した公明党を批判した。「党は『歯止めをかけた』などと支持者を説得しているが、まったく説明になっていない」と述べた。6日付の日曜版に掲載される。
 憲法解釈変更の手法に関し「『裏口でやってしまえ』という最悪の方法だ」と非難。山口那津男代表が1月に連立離脱を否定したことに触れ「言った瞬間に、解釈改憲をしたい自民党との勝負は終わった」と指摘した。
 二見氏は党政審会長などを歴任し、1994年、羽田内閣で運輸相に就任。その後、自由党などに所属した。(共同)