堀江貴文氏 公明党が軽減税率を求めた裏事情を指摘「聖教新聞を守るため」


(<livedoor news>WS151219 AM8:35)

 18日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)で堀江貴文氏が、軽減税率適用をめぐる公明党の狙いを解説する一幕があった。
 番組では「夕刊ベスト8」のコーナーで「軽減税率で8万店が消失する」と題した、日刊ゲンダイの記事を取り上げた。記事では、コンビニやスーパー、百貨店の各社が、2017年の消費増税による消費の落ち込みや倒産を懸念していた。また、軽減税率適用によるレジシステムの対応も、経営に負担をかけるとのことだ。
 スタジオでは、司会のふかわりょうが、コメンテーターの堀江氏に「新聞も(軽減税率の)対象になるわけですが…。どう思われますか」とコメントを求めた。
 これに対して堀江氏は、公明党が自民党に、執拗に軽減税率の対象に新聞を含めようとしてきたことを振り返り「公明党がなんでそんなに言ってるかっていうと、支持母体の聖教新聞(にかかる消費税)が8%から10%になったら、(購読者が)激減すると思うんですよ。契約が」と推測した。
 これにミッツ・マングローブが「でも、消費税が上がったからって、聖教新聞を取らないなんて、会員として不届きなんじゃないですか?」と疑問を呈すと、堀江氏は「いやいや、だけど、そういうところで考えるじゃないですか人間て。『上がっちゃったんだったら、もう要らないかな』みたいな…。紙じゃなくてもいいやとかね」と反論した。
 また、ふかわが、軽減税率について国民は、食品を中心にイメージしていたのではと指摘すると、堀江氏は「新聞が本命なんですよ、多分。聖教新聞の読者(の数)を守りたい!みたいな。絶対にそうだと思う」と力説していた。