暴風の中でも守られた佐渡塚原跡題目碑

―悪意の誑惑報道で会員騙す創価学会―
―これが学会報道の呆れた実態だ!―

(『慧妙』H24.5.1)

 4月18日付の『創価新報』に、「いったい何の現証か!? 爆弾低気圧が日如(上人)の"エセ題目碑"を直撃」との大見出しを打った記事が掲載された。云わく、
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>去る4月3・4日、日本列島を縦断した台風並みの"爆弾低気圧"。この強風が新潟県佐渡市にある、日如(上人)が建てた「題目碑」を直撃。周囲の杉の木がなぎ倒されるという無残な姿をさらした

>日如(上人)の題目碑の周りには直径20a程度の杉の木が約60本点在しているが、強風で14本が根こそぎ倒れ、そのうち数本は、まるで題目碑をめがけるように倒れた。また、また、2本は途中から折れてしまった

>日顕宗は、今回のエセ題目碑への強風直撃を、いったいどう言い繕(つくろ)うというのだろうか
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と。そして『新報』には、「佐渡塚原跡題目碑」(以下「題目碑」)の周辺に倒れた杉の木の写真も載(の)せられていた。
 学会報道を"盲信"する学会員達なら、この記事の大見出しや写真を見た時点で思うだろう、"なるほど、この間の爆弾低気圧で吹き倒された杉の木が、「題目碑」を直撃したのか"と。
 しかし、『新報』のトリック記事に騙(だま)されぬよう、よくよく注意して見ていただきたい。大見出しは「爆弾低気圧が日如(上人)の"エセ題目碑"を直撃」となっていて、記事本文も「(約60本の杉の木のうち)強風で14本が根こそぎ倒れ、そのうち数本は、まるで題目碑をめがけるように倒れた」と書かれているが、その杉の木が「題目碑を直撃した」とは書かれていないのである。
 そう、杉の木は「題目碑」を直撃してもおかし<ない位置に立っていながら、全て「題目碑」を避(さ)けるようにして倒れていたのだ。
 その驚きの真相を報道する。
 まず、『新報』にもあるように、4月4日未明に最大瞬間風速43.5メートルという猛烈な暴風に見舞われた佐渡において、「塚原跡地」一帯は、遮(さえぎ)るものもない平坦な地形であるため、暴風の被害は広い範囲に及んだ。塚原跡地だけでなく、そこかしこで、倒木等の被害が出ていたのである。
 この日、法華講員から倒木発生の知らせを受けた妙護寺御住職數井尊師が「塚原跡地」に向かってみると、途中には道路を塞(ふさ)いだ倒木を片付けた痕跡があり、また「塚原跡地」の隣接地に立つ太い杉の木さえ大きく傾いている状況であった。
 爆弾低気圧がもたらした烈風の凄(すさ)まじさをまざまざと感じつつ、「題目碑」に駆け寄って確かめてみたところ、何たる不思議、位置関係からして、「題目碑」を直撃してもおかしくなかった杉の木は、あたかも自ら、「題目碑」を避けたかのように大きく方向を変えて倒れており、それこそ枝の1本さえも「題目碑」に触れることがなかったのである(写真参照)。
 さらに、「佐渡塚原跡碑」「塚原跡碑文」「塚原跡銘板」も悉(ことごと)く無傷であったばかりか、「題目碑」の開眼法要の砌(みぎり)、日如上人がお手植えされた桜にも、何の被害もなかった(ちなみに、倒れた杉の木は全て、もともと、この地に立っていたものである)。
 今回の異例の爆弾低気圧は、全国各地に多大な建物被害をもたらした。新潟県下でも、強風で電柱が倒れるなどして、3日から4日にかけて延べ19万戸以上が停電し、住宅の一部損壊や小学校の窓ガラスが割れる被害など、計503件に上る建物被害があり、また1千13棟に上る園芸用などのハウスが被害に遇(あ)ったという。
 まさに、広範かつ甚大な被害が生じた中で、"木が自ら直撃を避けて倒れた"かのような「題目碑」の不思議は、
 「末法に於て法華を行ずる者をば諸天の守護之(これ)有るべし。常為法故の法とは南無妙法蓮華経是なり」(御書P1763)
との御金言のごとく、諸天の守護としか考えようがない現証であった。
 その光景に、數井尊師は震(ふる)えるような感動を覚えたという。
 しかし、このような光景も、ひとたび創価学会の手にかかると、まるで"強風が題目碑を直撃して被害が出た"かのごとき記事になってしまうのだから恐ろしい。
 何としてでも日如上人を誹謗(ひぼう)せんと、悪意に満ちた大誑惑(おうわく)報道を出した創価学会―。我々は、創価学会のこの謀略体質を、一般学会員にしっかりと知らしめ、一刻も早い脱会・帰伏を、強力に促していこうではないか。


▲題目碑を避けるように倒れた杉の木