創価学会破折
日満上人誹謗粉砕



日満上人誹謗破折

日満上人誹謗破折


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日満上人は、勝手に山内の由緒ある杉の木を伐採・売却し、私腹を肥やした挙げ句、若手僧侶から退陣を迫られ、昭和21年12月に失脚している。(『創価新報』H18.9.20または10.4)
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 山内の杉の木を伐採・売却して私腹を肥やした、というのは、全くの言い掛かりである。
 当時の日蓮正宗は、戦災等で疲弊(ひへい)の極にあったことから、日満上人は、戦時中に供出する予定となっていた杉の木を売却し、復興費用に充(あ)てようとされたのだが、宗内の意見調整が不十分であったため、そこから宗内に齟齬(そご)が生じてしまったのである。
 日満上人の御退座の背景には、こうした混乱があったが、日柱上人と同じく、日満上人もまた、御自身の判断で退座されたことは、疑う余地がない。
 退座後の日満上人が、御遷化までのわずか5年の間に、高知県に大乗寺と本因妙寺の2ヵ寺(現在は、両寺院とも正信会が占拠)を建立された事実が、それを雄弁に物語っているといえよう。(『慧妙』H18.11.1)

 これも辞職させたわけではないのです。色々な意見が出たことは事実です。しかし、最後に御決断されたのは日満上人なのです。ですから、辞職させたというような言い方がおかしいのです。
 とにかく、こういうように問題とすることは、すべて文献を読む者の誤った、あるいは不充分な主観によるのです。さらにいえば、血脈相承それ自体に対しても、信心の上からの正しい信解をもって拝すれば、実にすばらしい仏法常住の規定なのです。それを信心のない者が、初めから何か粗を見つけてやろうというような気持ちをもって文献を読むから、「ここはおかしい」とか「ここは断絶したのではないか」などと難癖をつけるに至るのです。今日の怪文書がすべてその類いであります。(第67世日顕上人『大日蓮』H4.10)