『日蓮正宗創価学会批判を破す』
▲創価学会教学部編集『日蓮正宗創価学会批判を破す』S37.4.2鳳書院発行(<御遺命守護資料館>WS)=大石寺近世の大学者と仰がれた日騰師が、大石寺の戒壇の本尊を、日有上人が彫刻してしまったという話を、大堀という国学者に語ったというのである。(中略)このような(中略)暴論に対して、日霑上人は、じつに理を尽くして、次のようにお答えになっているから、よく心してこれを拝せ。
 「またその彫剋は久遠院便妙・国学の友・大堀有忠に語つて云く云云とは死人に口なし、能き証人なり、彼の便妙なる者吾が信者ならざる方外の友杯に妄りに法語をすべきの人にあらず、是れ必ず死して其の人の亡きを幸とし斯かる胡乱(うろん)なる証人を出し給いし者か、もし万が一・彼の人にしてこの語あらば彼の人の殃死(おうし)は必ずこの妄言を出せし現報なるべし、あに慎まざるべけんや(※『富士宗学要集』第7巻101頁)」(創価学会教学部編集『日蓮正宗創価学会批判を破す』S37.4.2鳳書院発行)