―池田を叱る御指南を故意に切り文―
(『慧妙』H22.5.1編集)
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日顕(上人)が悩乱して「C作戦」を強行した平成2年12月以降、大石寺は身延派に急接近するようになった。大石寺と身延派は相互に登山・参詣し、偽(いつわ)り親しんで交流を深めるようになったが、その親交は日顕(上人)が、大謗法の波木井実長を礼賛したことに始まる(『フェイク』第1106号)
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平成3年7月21日の全国教師指導会、同年11月30日の教師指導会、そして平成4年6月21日の東北第1布教区御親教における日顕上人の御指南の中に、波木井実長の功績について述べた部分があったことを奇貨として"日顕(上人)が大謗法の波木井実長を称賛した"と騒いでいるのだ。
が、これは切り文もいいところの、まさに噴飯(ふんぱん)ものの難癖。(中略)
日顕上人はこれと同様に、同年11月30日、および平成4年6月21日には、その後の創価学会破門という展開を踏まえ、"池田大作や創価学会が、いかに過去の功績を言いつのろうとも、現況は謗法者となっており、しかもそれを糺(ただ)されても、いっこうに改めようとしなかった。よって、功労のあった波木井実長と訣別した日興上人に倣(なら)い、創価学会を破門した"ということを明かされたのである。
それを、波木井実長の功績に触れた部分のみを切り文して"波木井を称賛"などと騒ぐのだから、その厚顔ぶりには呆(あき)れ返る以外にない。
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この『フェイク』の内容は約7年前の『創価新報』(H15.8.20)と大同であり、既に『慧妙』(H15.9.16)によって破折されている。
―ネタ切れ『創価新報』の妄説を破す―
(『慧妙』H19.5.16)
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昭和59年夏の行学講習会において、末寺在勤の非教師(御所化さん)に対し、30分程度の唱題はよいが、それ以上に多すぎると弊害の生ずる場合がある旨の指南があった。これは、題目を否定したものだ。(『創価新報』H19.5.2取意)
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日顕上人が仰(おお)せられた真意は、末寺の在勤者として成さなければならない作務(仕事)を放置して、長時間にわたる唱題をするようなことはよくない、と仰せられたのである。
昔、商店を経営する学会員が、お客さんをそっちのけにして唱題していたら店が潰(つぶ)れてしまった、という話を、信心していない人から聞いたことがある。店を開けている時間は、唱題する時聞ではなく商売する時間である。これでは潰れて当然といえる。
その話と同様に、寺院の清掃やお給仕、御信徒から依頼された書き物など、大切な仕事を放置して唱題し、なすべき事ができていなければ、寺院としての信用も失墜(しっつい)し、ひどい場合は、御信徒を退転させる引き金にもなる。日顕上人はそのことを注意あそばされたのであるから、『新報』の誹謗は全く当たらない。
そもそも、御指南をよく拝すれば、日顕上人は唱題が弊害などとは仰(おっしや)っていない。現に、近年の宗門において、唱題行の実践を御指南され、また率先垂範されたのは日顕上人である。この御指南により、総本山はもとより全国末寺において、常に唱題行を行ない、平成21年に向かい、勇猛果敢なる折伏行に邁進(まいしん)している。
そのような事実を知りながら、20年も前の御指南を引いて時期に遅れた誹謗をなすなど、いよいよ『ウソカ新報』も誹謗のネタが尽きたといえよう。呵々(かか)。