海外広布
パナマ広布
面積:7万5,517k㎡(北海道よりやや小さい)
人口:330万人
住民:メスティーソ70%、黒人14%、白人9%、クナ、チョコ、グアイミーなどの先住民7%
言語:スペイン語(公用語)、ほかにクナ語など先住民の言語がある
【国土世間】
パナマ運河で有名なパナマ共和国。車でわずか1時間半も走れば運河が結ぶ太平洋、大西洋の両方を見られる。
アメリカ大陸がもっとも狭まる地に位置したパナマは、スペイン植民地当初から「世界の十字路」と呼ばれ、交通の要衝として栄えた。
20世紀初め、輸送の重要地としてパナマに注目したアメリカの支援でパナマ共和国として独立、アメリカはパナマ運河を建設した。
そして1999年12月31日パナマ運河とその両岸にまたがる広大な土地がアメリカから、パナマ共和国に返還された。独立以来、初めて国土が統一され、これにより、パナマは大きく変貌してゆく時を迎えた。
パナマには運河だけでなく、スペイン植民地時代の都市遺跡と、中米一の規模を誇る高層ビル群が共存し、また、パナマ・シテイから車で1時間程の所には熱帯雨林の原生林が広がるなど、多彩な面がある。(『大白法』H15.8.16)
<パナマ布教所>
パナマ布教所は、平成14年9月に開所し、昨年3月にパナマ市内の中心地北東部に移転新築された。
信徒はパナマ国内の他に、メキシコ、コロンビア、ニカラグア、ドミニカに住んでいる。(『大白法』H23.4.16)
【広布の歩み】
<2011年>
・パナマ布教所が寺号(
立正山 大廣寺)を公称し、板御本尊入仏法要が第68世御法主日如上人猊下の大導師で奉修された(9月)
<2010年>
・パナマ共和国の首都パナマ市において、パナマ布教所移転新築落慶法要が盛大かつ厳粛に奉修された(3月28日)。
<2003年>
・日本から5名の御僧侶と10名の法華講員の参加を得て、470名の大結集のもと10周年を記念する記念総会(6月)。
・布教所の開設から1年、さらに充実した施設へと場所を移して、あらためてパナマ布教所の移転法要が尾林海外部長の導師によって挙行された(9月)。
<2002年>
・
パナマ布教所がオープン。
・宗旨建立750年慶祝海外信徒総登山には、パナマ・コロンビア・ドミニカから55名の参詣が叶(かな)った。
<2001年>
・常駐の御僧侶をパナマに迎える(10月)。
<1996年>
・非営利の現地法人「
日蓮正宗テンプル・パナマ」を設立。
<1993年>
・パナマ共和国で、SG1組織に疑問を抱いた6人の幹部メンバーが、勇気を持って脱会。
・30名の結集で、第1回の法華講ミーティングを実施(6月)。
<1960年頃>
・パナマ人と結婚して当地にやってきた一信徒が、パナマに駐留していたアメリカ軍基地内で、日本人妻達と小さな座談会を行なうようになり、さらに、それ以後、現地パナマ人に対する折伏も進み、多くの正宗信徒が誕生していった。